カラーマーキング

カラーマーキング

ワークの素材がステンレスやチタンなどの場合には、ファイバーレーザーで、色のついたカラーマーキングを行うことができます。

レーザーマーカーを使った金属へのカラーマーキングは、金属に絵具を塗ったような発色にはなりません。それは、カラーマーキングは、レーザーによって生成された酸化皮膜を通じた光の干渉として色がついているように見えるからです。原理としては、シャボン玉の色が七色に変化して見えるのと同じです。

レーザーがステンレスの表面に照射されることによって、酸化皮膜が生成されます。これによって酸化皮膜上で反射する光と、ステンレス素地から反射する光が互いに干渉することで色がついて見えます。色の違いは、皮膜の厚さによってもたらされます。